運転教則 北米版 HOME へ戻る

デジタル運転教則 目次

PART 1
初心者の練習方法

運転装置の名称
座席とミラー調節
ハンドルとペダル操作
直進と停止

空き地でターンの練習
コーナー右廻り
コーナー左廻り

縁石からの発進と停止
直進と車線変更
流れに乗って車線変更
アングル駐車
直角駐車
車はプルカートの原理
バックで縦列駐車
坂道でのコントロール
PART 2
一般的な交通規則


交通標識の特徴
走行車線
道路上のマーク
信号のない交差点
2way stop交差点
信号の交差点で左折
信号交差点と右折
右折で入れるレーン
左折で入れるレーン
基本速度法
駐車禁止
各種方向転換
Uターン禁止

追い越し禁止
スクールバス

駐車場と坂道駐車        
 
PART 3
実技試験合格へ


試験前のPre check
車線変更
住宅街を直進
右折で右による
右折 先行権なし
右折 先行権あり
右折 先着順
stop sign 3通りの左折  
左折 先行権あり
左折 先行権なし
左折 4way stop
信号交差点で左折
信号と右折用レーン
左折専用レーン

直進バック
PART 4
高速道路


高速道路の標識
遠くを見ること
インターチェンジ
WEAVING LANE
PART 5
トラブらない為の知識


KEEP CLEAR
Tの字 交差点
中央分離帯
左折中央レーン
斜め交差の十字路
ロータリー
右折後の加速レーン
 
 ハンドルとペダルの操作  (PART 1) 初心者の練習方法より
 
 ハンドルを持った時は図Aのように肩の力を抜いリラックスすること。 ハンドルは軽く持って
遠く全体を見ることが大切です。
図Bのように肩に力が入った状態でハンドルをしっかり握ったり近くを凝視してはいけません。
 
ハンドルを廻す時はハンド オーバー ハンドコントロールがお勧めです。 
ハンドルを右へ廻す時は時計の文字盤の位置で例えれば、12時から3時の間で右手が上に
なるように両手を交差させながら廻します。 
勿論自分の手やハンドルを見ないでくださいね。 
自分が行きたい方向を両目でしっかりと見ながら両手の幅も10センチぐらいの間隔しか
あけずに廻してみましょう。 

廻したハンドルを戻す時に車を加速できる状況では、両手をハンドルに軽く触れたまま滑らかに
両手を滑らせるような感覚でハンドルを元の位置に戻してください。
その際あわててハンドルを手で追いかけたりして急に掴まないようにしてくださいね。
車を加速させればハンドルは自動的に真っ直ぐに戻ります。

もし車を加速させる必要がない状況でしたら、両手をハンドルの12時付近で交差させながら
(ハンドオーバーハンドコントロール)戻しましょう。
強くハンドルを握りすぎるとうまくいかないから注意してね。

もしゆっくり大きく廻れるようなコーナーだったらプルアンドプッシュでもOK(図D). 
ハンドルを右へ廻す時は右手を下へ引いてから左手を上へ押し上げる動作を繰り返しながら右折します。 
ただし駐車場などで方向転換する時はこのやり方だと手間と時間がかかりすぎるので注意してください。 
          
 真っ直ぐバックする時は右手を助手席の後ろまで伸ばして(図A)右肩ごしに振り返ったまま
ゆっくり後進します。 
左手は12時の位置に置いたまま左手一本で真っ直ぐバックできるようにコントロールしてみましょう。 
左手を3時方向へ動かすと車は右へ進みます。
  
前進しているときより後進している時の方が、車の方向は2倍変わりやすくなってます。 
後方へ曲がりたいときは行きたい方向へ顔を向けてそちらへハンドルを廻しましょう図B。

AT車の場合はフットペダルはアクセルとブレーキしかありません。 
通常は右足のみのコントロールになります。 
エンジンをスタートする時からブレーキを踏んでて下さい。
中央の横長のペダルがブレーキで右側の縦長のペダルがガスペダル(加速用)です。 
踵を床につけてからつま先でゆっくり触れて下さい。

80%の人たちが練習中に間違えて踏みます。 
当然これを読んでから練習されるあなたもペダルを間違えて踏む可能性はあります。
でもご心配なく。 練習中は今から述べることを常に守ってください。 
決して急ブレーキを使ってはいけません。 
慌ててブレーキを踏んだつもりでガスペダルを踏むことが事故の原因になります。 
緊張してる時や神経質な人ほど、些細なことで急なリアクションをとってしまいます。 
もし前方に急に障害物が現れても殆どの場合は少々の減速でうまく対応できるものです。
落ち着いて右足をブレーキにおいてゆっくり減速してください。
 
また緊張のあまりハンドルにしがみつくのも好ましいことではありません。 
最近の車はエアーバッグを装備していますが、
エアーバッグが発射されたときに顔を怪我される方は一番上の図Bの
ドライバーのケースだと思ってください 
 
 右折で入れるレーン (パート 2) 一般的な交通規則より
 
(A)基本的には右折は右端のレーンから右端へ入ります。自分の信号が青の時は、
   対向車線から左折する車がいても右折車に先行権があります。

(B)一方通行からの右折では対向車はいません。自分の信号が青の時の右折は
   どのレーンに入っても合法です。

(C)丸い青信号と青矢印信号は一方通行状態です。自分が右折する方向に向かって
   くる他の方向からの車はいません。 どのレーンでも入れます。
   信号が青でも交差点の状況や信号の種類ががはっきり解らない以上は
   右端のレーンに入るようにしましょう。
(1)右折用レーンが2車線ある赤信号の右折は一旦停止後安全でしたら、右から2番目のレーンも
   右から2番目のレーンに入れます。 ただし多くの交差点で
   2番目のレーンの右折を禁止している表示をしていますので注意してください。

(2)対向車線から入ってくる可能性がない交差点での右折も左からの交通がない時は
   どのレーンにでも入れます。
   ただしDMVでの路上試験で遠くのレーンに入ると減点の対象になりますから注意してください。

(3)3車線あるTの字の交差点で真ん中のレーンから右折が可能でしたら遠くのレーンへ入れます。



 
 左折用中央レーン (パート3) 実技試験合格コースより
 
 道路の中央に描かれている黄色の実線と点線で囲まれたゾーンは,左折をする車はこのレーンに入った後に左折します。
このレーンに入る前に左後方を肩越し確認しましょう。対向車が来ればセンターレーンで待機します。
センターレーンを直角に越して行くのは交通違反となります。

 
 このセンターレーンは道路から出たり入ったりする際に使用します。 
中央で待機する必要がある場合は自分の車がレーンからはみ出さないようにレーンに対して平行に待つようにします。

 
 
このセンターレーンは200フィート(60メートル)以上走行するのは交通違反になります。 
もし中央の黄色のゾーンが二組の2重実線の場合は進入そのものが出来ません。

 
交差点で左折用ポケットと レフトターン センターレーンがあれば、黄色と白の線の間から左折車は左折ポケットに入ります。 
その際に自分の左側のセンターレーンに入って来る車等に注意して肩越し確認を行いましょう。
勿論黄色の二重実線の場合はそこへの進入そのものが禁止ですから肩越し確認の必要はありません。